■禿頭病や抜毛症について

禿頭病(円形脱毛症)とは、頭に十円玉大の脱毛部分ができてしまう自己免疫病のことを言うのですが、そのままの大きさを保つわけではなく、どんどん大きく拡大していくという特徴があります。
これは加齢などとは関係なくどんな人にも起こる可能性があるとされており、一般的な脱毛とは区別されています。

禿頭病(円形脱毛症)の原因としては、遺伝やストレス、内分泌異常、自己免疫疾患などといったものが挙げられるのですが、その原因によって治療方法もそれぞれ異なってきます。
インターネットで検索すれば、さまざまな病院・クリニックが禿頭病(円形脱毛症)の治療を取り扱っているということが分かります。

しかし、禿頭病(円形脱毛症)の治療そのものが対症療法となっており、根本的な治療方法はまだ確立されていないということです。
抜毛症とは、自身の頭髪や眉毛などの体毛を引き抜いてしまう癖のことであり、トリコチロマニアとも呼ばれることもあります。子供の頃から抜毛症に悩んでいるという場合、頭髪のほとんどがなくなってしまうこともありますし、後頭部と側頭部の毛だけが残っているということもあります。自身の髪の毛を抜くので脱毛症とは言えませんが、毛髪を抜いていることに気づいてもなかなかやめることができないというのが特徴です。

一般的には20代以下の年代に多いと言われており、生活の中で何かショックな出来事があった場合や、精神的なストレスなどによって引き起こされるということです。
もともと抜毛症とは精神的衝動によるものであり、衝動制御障害に分類されています。無意識の行動で毛を抜いてしまっているという場合や、脱毛斑が手の届きやすい前頭部に多いという場合、利き腕側にかたよって抜毛した跡が見られるという場合、頭髪や眉毛、まつ毛を抜くこともあるという場合、毛を食べてしまう食毛症を合併しているという場合などは抜毛症である可能性が高いとされているので注意しましょう。

また、脱毛によって地肌に傷が出来た時に、かさぶたを無理にはがして食べてしまうこともあるということです。禿頭病(円形脱毛症)や抜毛症で悩んでいるという場合、なによりもストレスを溜め込まないことが大切です。それは過度のストレスが血管を収縮させ、血流量を減少させてしまうためであり、髪の毛の周囲にある毛細血管が機能しなくなってしまうためなのです。髪の毛に十分な栄養が届かなくなると脱毛の原因になるため、ストレスを発散する方法を見つけるようにすると良いでしょう。